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花は咲く

先月までヴァイオリンを教えていたSさんがお亡くなりになり、その葬儀に参列しました。レッスン後「お葬式でヴァイオリンを弾いていただきたいのですが…何を弾いて下さいますか?」そんな会話があった翌月に現実になるとは思いもしませんでした。

Sさんが遺したノートには、レッスン中だった曲「ノクターン」と「お別れらしい曲」がリクエストされていたとのこと。

ノクターンと、お別れらしい曲として「花は咲く」を弾きました。最後まで行動力と向上心を持ち続けたSさんには、ただ単に寂しい悲しいというだけの曲よりも、前向きなメッセージのある曲が合っている、そして、恐らく参列者の皆さんも知っているであろう曲で、Sさんとの思い出を偲ぶ時間になれば、と思ったからです。

ノクターンの楽譜を携えて旅立ったSさん。。Sさんが愛用していたヴァイオリンは県内の高校のオーケストラ部に寄贈され、ヴァイオリンを愛好する気持ちは受け継がれてれいきます。