今春大学生になり、教室を巣立った教え子のHさんが出演する大学オーケストラの定期演奏会を聴いてきました。Hさんは高校時代はオーケストラ部、大学ではオーケストラサークルに入り、幼稚園生の時に習い事として始まったヴァイオリンを、生活を彩る趣味として根付かせた……私が生徒さんに望む巣立ちを体現してくれている教え子の一人です😊。
プログラムは“北欧“をコンセプトにしたもので、メンデルスゾーンがスコットランドの洞窟を訪れた際に得たインスピレーションをもとに作曲された、序曲「フィンガルの洞窟」。フィンランドの国民的作曲家シベリウスが、この曲について「私の作品の中で心理的に最も奥深いもの、私の青春の全てが含まれていると言っても過言ではない」という言葉を残した交響詩「エン・サガ」。ニールセンが母国デンマークのコペンハーゲン近郊の田舎の居酒屋に入った時に目にした、4枚組の絵に着想を得て作曲した交響曲第2番。
オーケストラ曲としてはマイナーな曲に果敢に挑む若者達の表情豊かな演奏に、ちょっとした北欧旅行に連れていってもらった様な気分でした🥰。
終演後のHさん「みんな凄く上手だから練習が大変だけどとても楽しい!」と充実した様子でした。今期は東京六大学オーケストラというのにも参加するつもりとのこと✨。 いいね👍!いいね👍!その調子👍!
大学の垣根を越え、ヴァイオリン片手に音楽を楽しみ、友達を作り、どんどん世界を拡げていってほしいです🎶。
こういう、教え子さんの演奏会、音楽を楽しんでいる様子は日々のレッスンの励みになります😊。