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楽しむ😊

Rちゃんが出演した、東京藝大チェンバーオーケストラの定期演奏会を聴いてきました。

プログラム前半は、数あるヴァイオリン協奏曲の中でも最も美しい曲の一つ…メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を、ヴァイオリニスト佐藤俊介さんが指揮と独奏のどちらも担う“弾き振り“で演奏するという面白い企画🎶

初めて聴く“弾き振り“でのヴァイオリン協奏曲に興味津々でしたが、“弾き振り“は「なるほど〜」と、歓心しながらもある程度想像通りだったのですが、佐藤さんの独奏に「‼︎!‼︎♡」。

それは、一般的な、というかオーソドックスなメンコンとは一味違った、よりアグレッシブではつらつ、エネルギッシュなものでした。「当時の演奏スタイルはこうだった…」「巨匠のヴァイオリニストによるこの曲の解釈によれば…」といったアカデミックな演奏論にとらわれ、自分がどう弾きたいかより「こう弾かなければ…」逆に「こんな風に弾いてはいけない」といったフィルターが勝りがちな私には“目から鱗“と言いましょうか心から「楽しい〜! 」と感じる演奏でした。

卓越した技術、豊富な経験と知識を持つ佐藤俊介さんだから出来ることで、誰でも好きなように思ったように弾いて良いとは思いませんが、それでも、楽しく弾く!😊音楽を楽しむ!😆ということを改めて強く感じ、元気な気持ちになったコンサートでした。

佐藤さんの圧巻の演奏に指揮者無しで、ピタッと付けたオーケストラが素晴らしいことは言うまでもありません👏。