昨年9月に行われた、桐朋学園全国ジュニア音楽コンクールの入賞者記念演奏会……小学生〜高校生までが、それぞれ小学生低学年の部、小学生高学年の部、中学の部、高校の部にわかれて競ったコンクールの入賞者お披露目コンサート……を聴いてきました。
一流の演奏家の演奏だけではなく、全国レベルの子どもの演奏を聴くことは日頃の自分のレッスンのカンフル剤、よい刺激にになるはず……
超ハイレベルな演奏であろうことは想像していましたが、いざ目の前で聴くとため息が止まらない…特に小学低学年の部の子達の演奏には脱帽。一体どうやったら10歳足らずの子が、物心ついて数年、ヴァイオリンを始めて数年であれほどの技術と音楽性を体得出来るのだろう⁇一日何時間練習しているのだろう?学校からの帰宅後、日々どんなスケジュールで過ごしているのだろう?そんなことを思いながら聴きました。
本人のやる気や根気、親御さんのサポート、そして上質な指導、この3つが最高レベルで揃うとああいうスーパーキッズが生まれるのでしょうね。
「子どもだからこれぐらいしか出来なくても仕方ない」「子どもだからまだそこまで求めなくてもいい」とたかを括らず、生徒さん達の持つ無限の可能性を掘り起こすべく、常にそれぞれの生徒さんのもう二段でも一段でも上を目指すレッスンを心がけたいと思います🎶。