「四季」の作曲家ヴィヴァルディ…モーツァルトやベートーヴェンの様な話題性のある作曲家ではありませんが「ヴィヴァルディと私」という映画が上映されている事を知り、観てきました☺️。
ストーリーは史実に基づくものではなく、当時の時代背景を絡めた創作のお話しだということで、ちょっと残念な気もしましたが、作品紹介やあらすじ書きにあった、主人公チェチリア(タイトルの「私」。孤児の少女でピエタ慈善院の楽団でバイオリンを弾く)が、「ヴィヴァルディからの厳しい練習に耐えバイオリンの腕が上げていく」「ヴィヴァルディに鍛えられバイオリンの才能を開花させていく」という部分に興味津々。どんなシーンが描かれるのだろう?たとえ創作ではあってもヴィヴァルディは何を言いどんな指導をしたのだろう?
しかし…それはこの映画のポイントではなかったようで「そういうことだと察してください」と言わんばかりにスルーされていて残念🫤。
思いがけず良かったのは、慈善院楽団の少女達の演奏シーンです。ヴィヴァルディの時代のバイオリンは現代のバイオリンと細部がちょっと違うバロックバイオリン…これまで何度かバロックバイオリンの演奏を聴いたことはありますが、そのどの時よりも、音、弾き方、歌い方、全てにおいて圧倒的に“バロック“でした♡‼︎。「こうやって顎当てのないバイオリンを弾いていたんだな✨」「バロック時代の“軽く弾く“ってこういう感じなんだな✨」「素敵💓」…生演奏でなくてもストーリーの中の演奏シーンは臨場感があり心動かされました。日本のTVドラマなどでの楽器の演奏シーンには、にわか仕込みが歪めない役者さん達の弾きっぷりが滑稽で白けてしまうのですが、この映画では楽団の奏者の役は、役者さんが演じているのではなく音大生が演じているのでは?と思うぐらい違和感のない弾きっぷりでその点もgood👍!
明日は、ヴィヴァルディの「冬」をさらっているS君のレッスンがあります。普段は技術的なことと、この蒸し暑い気候ではとても難しいですが😅「雪と氷に覆われ、歯がガチガチと鳴り凍えるくらい寒い感じ❄️」「暖炉の火の温もりを感じる幸福感」など、ヴィヴァルディが描いたソネット(風景を描写した詩)を表現するよう指導していますが、明日はこの映画から受けたインスピレーションも伝えてみよう😊。





